スマート農業

農業の未来を変えるデータ収集サービス「MIHARAS」

農作業において大きなネックとなるのが農場の見回りです。

大規模になればなるほど労力は肥大しさらに自然災害発生時には、用水路などの見回り時に被災してしまうなど危険も付きまといます。

そんな状況下でも遠隔地から農場の現状を把握できるシステムが「MIHARAS」。農業のIT化の最たるシステムにより安心で安全な農業を行うことができます。

農家にとって武器の「経験」や「勘」が危険な訳!

農家にとって最も信頼するものが自分自身の経験です。長年農家をやっていればその信頼度は増すばかり。

しかし、その経験が通用しないことが増えてきています。

毎年の様に続く異常気象や進路が不安定な台風による被害や大雨による水害も増えてきているのが現状です。その結果長年培った経験や勘が役に立たない事も。

ベテラン農家は自分以外をあまり信じられない為、独自で判断をして農作物に多大な被害をもたらせてしまいます。

また、毎日の様に田畑をチェックしに行く必要もあるため1つの田畑に掛ける労力はかなり大きいのも現状。
そんな中で開発されたシステムが農家の現状の問題を打破すると大きな話題になっています。

引用元:https://www.nishimu-products.jp/miharas

田畑の状況を観測し見える化するシステム「MIHARAS」

田畑の状況を観測しデータを蓄積することで傾向と対策を行えるサービスがニシム電子工業から発表されました。ニシム電子工業は完全自己処理型水洗トイレや医用無停電電源装置など非常時に使えるシステムを開発したことでも有名な会社。

ニシム電子工業が農業界に進出し発表したのが農業用ITセンサー「MIHARAS(ミハラス)」です。

このシステムは「水田用」「畑用」「気象用」とそれぞれある2メートル前後のポール「気温」「湿度」や水位、水温、地温、さらには風速や雨量、照度など多岐にわたって観測が可能。観測されたデータは通信BOXを通じてクラウド上でデータベース化されます。
これにより自身の田畑の状況や周辺の気象情報を遠隔地からでも確認が可能になります。

蓄積データはグラフ化されるので状況の把握が一目瞭然で、さらにアラート機能もあり自身で設定した状況になると瞬時に発報。

田畑の異常をいち早く知ることが出来るので迅速で適切な対応ができる様になったのです。

最大でセンサーは100台設置可能で、大規模農場での一括管理もスマホで出来る時代に進化したのです。

「MIHARAS」が変える未来!世界でも活躍?!

「MIHARAS」はすでに多くの事業者が取り入れています。

酒米などの品質向上や高校生の授業の一環として。さらには自治体と協力し環境保全のために一役かっていることもあります。そして導入は海外でも実施され台湾における水田の深刻な水不足問題の対策にも一役買っているほど。現在ではブータンでも導入されるなど活躍の舞台は広がっています。

台風シーズンになると必ず起こる農場の見回り時の事故。「MIHARAS」があれば事前に気象動向をチェック出来、台風接近時も遠隔で状況の把握が出来るのでより安全な状況下での対策・対応が可能です。その結果、台風時の見回り中に被災するケースの減少につながると話題にもなりました。

2020年に農業新聞が発表したデータでは台風シーズンに用水路に近づいた人が犠牲になったケースは年間80人にも及びます。ただでさえ大型化する台風に合わせて大雨による災害も増えているのが現状で今後の安全で安心な農業経営において農作業のIT化は欠かせない状況です。

「MIHARAS」が描く未来はみんなが安心して農業に従事できることを見据えています。

引用元:https://www.nishimu-products.jp/miharas

おわりに

農業を営む上で人的労力をいかに抑えるかが今後の課題。さらに自然を相手にすることもあり、安全性も重要です。

そんな中で開発された「MIHARAS」により農業に大きなIT革命が起こることは必至。安全で安心な農業にこそ新規就農者の増加になり明るい未来があると考えられます。

どんどんとインテリジェント化が進む農業ソリューションのご紹介でした。

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